中国人民銀行(中央銀行)の金準備高は、4月に2.18トン増加した。これで昨年 11月から6ヵ月連続の増加になる。累計で30.20トンの増加になっている。4月 は米中で貿易紛争が本格化したタイミングだが、特に目立ったペースアップもダウンも なく、着実に金準備の積み増しが行われている。実際には、こうした公式報告以上の購 入が行われているとの観測もあるが、公式データでも着実な購入継続が確認されてい る。 また、ポーラインド中央銀行も4ヵ月連続の購入が報告されている。12トンと規模 も大きいが、注目されるのは外貨準備に占める金の比率が初めて20%を上回ったこと だ。ポーランド中央銀行は金の比率20%を目指す方針を示していたが、20%突破が 限界ではなかったことが確認できる。今後は購入ペース減速の可能性が高いが、少なく とも4月時点では購入抑制の兆候は確認できなかった。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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