●論点解説穀物、作付け環境は引き続き良好=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 引き続き産地の良好な気象環境が上値を圧迫している。作付け環境は理想的とも言え
る状況にある。前週に続いて今週も作付け作業は順調に進んでいるとみられる。5月
12日に最新の作付け進捗率が発表されるが、ここでも良好な作付け環境が確認できる
との楽観ムードが強い。大豆相場に関しては、通商環境の改善期待を織り込むような動
きもみられるが、トウモロコシ相場は通商環境に対する関心が低く、専ら天候相場型の
展開になっている。産地気象環境が悪化するか、作付け作業が一巡したと評価されるま
では、上値の重さが残りやすい。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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