[今夜の視点]シカゴコーン=大豆や小麦次第の値動きとなるか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は堅調。7月限は449セント辺りまで戻している。前日は
小麦安に圧迫されたが、大豆高や週間輸出成約高の高水準もあり、安値から戻して引け
た。大豆が週末の米中の貿易交渉に対する期待感でさらに戻すようであれば、コーンも
追随することも考えられるが、小麦の値動きにも注意したいところ。
 前日のシカゴは小幅安。週間輸出成約高が168万トン台と事前予想レンジの上限に
近かったものの、小麦がこの日発表されたカナダ統計局の小麦在庫(3月末)が
1542万トンと事前予想を上回り1500万トン台乗せたことで下落したことに圧迫
された。

 7月限は442.25セントまで下落したが、引けは447.75セントと、小幅安
水準まで戻した。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【商品】 5/10 04:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 雇用統計 2025年4月(カナダ統計局)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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