●今夜のシナリオ金、通商環境と米CPI=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 アジアタイムは3230ドル台で小動きになっている。前日に100ドル幅の値下が
りになった割には、反発力は限定されている。アジア時間の値ごろ買いは抑制されてい
る。このままリスクオン環境で株高、米金利上昇、ドル高環境が続くと、調整売り優勢
の展開が続きやすい。容易にさらに50ドル程度は下げる可能性がある。一方、直近安
値のある3200ドル水準を防衛できるようであれば、値ごろ買いが入りやすくなる。
反発した際にも50ドル程度は切り返す可能性がある。また、本日は4月米消費者物価
指数が発表される。大きな変動は想定されていないが、米金利・ドルに対する影響にも
注目したい。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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