アジアタイムは3230ドル台で小動きになっている。前日に100ドル幅の値下が りになった割には、反発力は限定されている。アジア時間の値ごろ買いは抑制されてい る。このままリスクオン環境で株高、米金利上昇、ドル高環境が続くと、調整売り優勢 の展開が続きやすい。容易にさらに50ドル程度は下げる可能性がある。一方、直近安 値のある3200ドル水準を防衛できるようであれば、値ごろ買いが入りやすくなる。 反発した際にも50ドル程度は切り返す可能性がある。また、本日は4月米消費者物価 指数が発表される。大きな変動は想定されていないが、米金利・ドルに対する影響にも 注目したい。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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