[今夜の視点]金・銀=米CPIを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場は、米中の関税引き下げ合意を受
けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の3235.59ドルから、3242ド
ル台まで上昇したが、戻りは売られ、3219ドル台まで下落した。午後に入ると、ド
ル安を受けて安値拾いの買いが入り、3259ドル台まで上昇した。
 米中の関税引き下げ合意で貿易摩擦の緩和期待が圧迫要因になったが、ドル安に振れ
ると、安値拾いの買いが入った。米国と各国の貿易交渉も当面の焦点である。今夜は4
月の米消費者物価指数(CPI)の発表がある。事前予想は前年比2.4%上昇と前月
から横ばい。
<今夜の予定>
・英雇用統計 2025年4月(国立統計局)
・独景況感指数 2025年5月(ZEW)
・米消費者物価指数 2025年4月(労働省)
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