シカゴ大豆の夜間取引は軟調。前日の急伸に対する修正安となっているが、下げ幅は 大きくない。7月限は1060セント台後半で推移。 前日の米中の貿易交渉の合意発表に次いで、米農務省(USDA)の月例需給報告で は、今月から発表が開始された新穀年度(2025/26年度)の期末在庫が2億 9500Buと、3億Bu台を割り込み、前年度の3億5000Buを下回ったことが 好感された。 ただ引け後に発表された生育進度報告では、作付けが48%(前週30%、前年 34%、平年37%)、発芽が17%(前週 7%、前年15%、平年11%)と大き く進展していたことが今日は弱気される可能性があり、強地合いが続くかどうかに注目 したい。 前日のシカゴは大幅続伸。週間輸出検証高が42万トン台と低調だったが、アジアの 時間帯に米中貿易交渉の合意が発表されたことや、注目されたUSDAの月例需給報告 が強気の内容となったことで大きく値を伸ばした。まだデイリー報告で、大口輸出成約 が発表されたことも好感された。 7月限は1074.75セントまで急伸した後、引けも1071.25セントとあま り下げずに1070セント台を維持した。 た。 <今夜の予定> ◆ ドイツ ◆ 【経済】 18:00 景況感指数 2025年5月(ZEW) ◆ イギリス ◆ 【経済】 15:00 雇用統計 2025年4月(国立統計局) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:30 消費者物価指数 2025年4月(労働省) 【工業】 5/14 05:30 週間石油統計(API) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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