株価指数先物【昼】 200日線を支持線としたリバウンド狙い

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比430円安の3万7710円(-1.12%)前後で推移。寄り付きは3万7680円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万7720円)にサヤ寄せする形から、売り先行で始まった。現物の寄り付き直後には3万7880円まで下げ幅を縮める場面もあったが、為替市場ではドル円が1ドル=146円台前半と円高に振れて推移するなか、持ち高調整の動きが優勢だった。終盤にかけては3万7660円まで下げている。

 日経225先物はナイトセッションで一時3万7600円まで売られる場面もみられたが、200日移動平均線(3万7560円)が支持線として意識されている。下値の堅さがみられるなか、200日線までの下げで調整一巡との見方に向かうようだと、短期的なリバウンドを狙ったロングが入りやすいだろう。

 NT倍率は先物中心限月で13.78倍に低下。前日の上昇で75日線(13.80倍)を上抜けてきたことで、リバランスの動きとみられる。ボリンジャーバンドの+2σ(13.80倍)を下回ったことも、NTロングを巻き戻す動きに向かわせたようだ。ただし、トレンドは上向きで推移しているため、押し目ではNTロングでのスプレッド狙いに向かわせよう。

株探ニュース

このニュースの著者

Kabutan

有望株(銘柄)の発掘・選択をサポートするサイトです。株価 ニュース 決算 テーマや企業情報などが満載。 株価変動要因となる情報や株式の売買タイミングに役立つ情報、迅速な投資判断ができる仕組みを提供します。