金・銀市況=金が急反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/06          2026/04    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,074   +345    15,100  +257  : 3,215.54   +67.29
銀          151.0    0.0     155.0   0.0  : 3,236.00   +47.00
プラチナ     4,583    +36     4,473   +15  :   988.35    +7.77
パラジウム   4,500      0     4,500     0  :   957.00    +9.69
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    145.14   -0.53  ユーロ・ドル相場   1.1213  -0.0003
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【市況】
 金が急反発。ニューヨーク高を受けて売り優勢で始まったのち、円高やドル建て現物
相場の軟調を受けて上げ一服となった。午後に入ると、ドル建て現物相場の下げ一服が
下支えになった。銀は10月限が売り優勢となった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが255〜345円高、ゴールドスポットが268円
高、銀が1.0円安〜変わらず。
 推定出来高は、金が3万1415枚、金ミニが3万2843枚、ゴールドスポットが
2362枚、銀が1枚。
【金は戻りを売られる】
 金先限は夜間取引で1万5277円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になっ
た。円相場は1ドル=145円台前半の円高に振れた。
 金は軟調な米経済指標が支援要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の年2回の
利下げが見込まれた。ただ貿易摩擦の緩和期待が上値を抑える要因になった。金ETF
(上場投信)から投資資金が流出した。今後の米国と各国の貿易協議の行方を確認した
い。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場は、軟調な米経済指標を受けて買
い優勢となった。アジア市場では、朝方の3242.63ドルから、戻りを売られた。
午後に入ると、3207ドル台まで下落したのち、下げ一服となった。
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