[今夜の視点]シカゴ大豆=穀物が堅調なら下げにくいか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。7月限は1050セント台後半まで戻している。米国
産の生育は順調なため、上値も抑えられているが、このところは穀物の堅調地合いで崩
れにくくなっている。現在、アルゼンチン産地の北部で豪雨で洪水を含む影響が懸念さ
れていることも下げにくい要因となっている。
 チャート的には1050セント台での水準固めの様相となっており、このまま押し目
底から戻り基調を継続できるか否かが焦点となる。
 前日のシカゴは小幅続伸。穀物が小麦中心に急伸したことや、アメゼンチンのブエノ
スアイレス穀物取引所が同州北部の豪雨により大豆生産高見通しを下方修正するとみ
られていることに支援された。

 7月限は1056.75セントまで上昇した後、引けは1053.00セントまで上
げ幅を削ったが、1050セント台は維持した。

<今夜の予定>
◆ イギリス ◆
【経済】 15:00 消費者物価指数 2025年4月(国立統計局)
【経済】 15:00 小売物価指数 2025年4月(国立統計局)
【経済】 15:00 生産者物価指数 2025年4月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【工業】 23:30 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 新築住宅価格指数 2025年4月(カナダ統計局)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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