アジア株は下落、世界的な「トランプ離れ」を懸念 中国はBRICSに団結呼び掛け

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株は下落、世界的な「トランプ離れ」を懸念 中国はBRICSに団結呼び掛け

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数   23653.05(-174.73 -0.73%)
中国上海総合指数  3387.63(+0.05 +0.00%)
台湾加権指数     21653.76(-150.15 -0.69%)
韓国総合株価指数  2596.75(-28.83 -1.10%)
豪ASX200指数    8339.00(-47.76 -0.57%)
インドSENSEX30種  80925.88(-670.75 -0.82%)

アジア株は軒並み下落。

先週末のムーディーズの米格下げから米国離れの動きが広がっている。格下げ自体はサプライズではないが、4月の米国資産の投げ売りによる世界的な金融市場混乱がトラウマになっている。トランプ氏の一貫性のない発言・政策を受け米国の信頼度が低下、トランプ政権への不信感はそう簡単には拭えないのだろう。

ファーウェイ規制巡り米中関係悪化も懸念されている。中国はBRICS諸国に対し、単独行動主義と保護主義に抵抗するため団結すべきだと呼び掛けた。中国は欧州やBRICS諸国、東南アジア諸国、ロシアとの関係を強化し脱米国依存を図る。

上海株は前営業日比ほぼ変わらず、景気支援策期待の買いが支え。また、米国から流出した資金が中国市場に流入するとの期待も広がっている。
韓国株は大幅安、米国との貿易協議で為替の方向性を議論したとの報道が懸念されている。

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