株価指数先物【昼】 直近の調整に対するリバランスの動き

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比250円高の3万7270円(+0.67%)前後で推移。寄り付きは3万7070円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万7040円)を上回り、買い先行で始まった。直後につけた3万7040円を安値にロング優勢の流れとなり、中盤にかけて3万7380円まで上げ幅を広げた。終盤にかけては利食いの動きとなったが、3万7250円~3万7300円辺りでの底堅さがみられている。

 米国市場ではナスダック指数が3日ぶりに反発となったことで、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角が日経平均株価を牽引。週末に3回目の日米関税交渉を控えていることもあって、直近の調整に対するリバランスの動きが入りやすいようだ。ナイトセッションで75日移動平均線(3万6760円)が支持線として機能したこともあって、上値抵抗の200日線(3万7510円)が意識されてきた。

 NT倍率は先物中心限月で13.61倍と横ばい圏で推移。ファーストリテイリング<9983>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]などが日経平均型を牽引する形だが、東証プライムの7割超の銘柄が上昇しており、TOPIX型の資金が断続的に流入しているとみられる。

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