大幅反落、強気の米消費者信頼感指数で下げ幅拡大=NY金概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY金先物8 月限(COMEX)(終値)
1オンス=3328.30(-66.20 -1.95%)

金8月限は大幅反落。時間外取引では、3連休中にトランプ米大統領の関税政策が再び急変し、EUに対する関税を6月1日から50%に引き上げる方針を示していたが、
7月9日に延期すると発表したことを背景にしたドル高でアジア時間から、大幅安。欧州時間も軟調に推移。日中取引では、序盤に下値を切り上げる動きがあった。しかし
ニューヨーク時間の午前10時に発表された5月のコンファレンスボード消費者信頼感指数が事前予想より強気の数字となると、ドルの一段高から下げ幅を拡大し、60ドル
超の下落となった。その後、米国株が大幅高となり、ドルが堅調に推移し、ドル資産の信頼性の回復から金買いには慎重ムードとなり、大幅安で安もちあいとなった。

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