株価指数先物【昼】 いったん利食いも+1σ水準でのロング対応

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比100円高の3万7920円(+0.26%)前後で推移。寄り付きは3万8220円と、シカゴ日経平均先物(3万8350円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。ただし、直後につけた3万8290円を高値に利益確定に伴うロング解消の流れとなり、中盤に節目の3万8000円を割り込むと、終盤にかけて3万7910円まで上げ幅を縮めている。

 日経225先物は節目の3万8000円を回復したことで、いったんは達成感が意識されやすい。連休明けの米国市場の上昇は織り込まれていたこともあり、利益確定に伴うロング解消の動きが入りやすいだろう。ただし、買い一巡後はこれといったリバウンドがないまま、中盤にかけて上げ幅を縮めていたこともあり、ロング解消の動きは一巡したとみられる。

 ボリンジャーバンドの+1σ(3万7960円)を挟んだ推移のなかで、同バンドを上回っての推移をみせてくるようだと、再びロングの動きが強まる可能性がありそうだ。また、直近では連日で後場中盤辺りから動意を見せてきており、本日もインデックスに絡んだ資金流入が意識されそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で13.62倍に上昇して推移。一時13.66倍まで上げる場面もあったが、引き続き25日線(13.64倍)を抵抗線としており、上値を抑えられる形だった。

株探ニュース

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