アジア株 香港株は下落、弱いPDD決算受け投資家心理悪化 韓国株は大幅上昇 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 23222.36(-159.63 -0.68%) 中国上海総合指数 3342.93(+2.24 +0.07%) 台湾加権指数 21326.93(-9.61 -0.05%) 韓国総合株価指数 2671.51(+34.29 +1.30%) 豪ASX200指数 8394.60(-12.96 -0.15%) インドSENSEX30種 81253.75(-297.88 -0.37%) アジア株はまちまち。トランプ関税政策への過度な懸念は緩和しているものの、不透明感は残る。 上海株は5営業日ぶりに反発も上値は重い、米中関係悪化が懸念されている。中国は東南アジアや欧州との関係を強化、着々と脱米国依存を進めている。来月にはパリで開催されるWTO会合に合わせて、中国商務相と欧州貿易経済安全保障担当が会談する予定だ。 香港株は下落。中国ネット通販大手PDD(ピンドゥオドゥオ)の弱い決算が嫌気されており、アリババなど電子商取引株が総じて下落している。Temu(テム)の親会社PDDの四半期決算は純利益が前年同期比47%減少した。米中貿易摩擦の影響を受け純利益と売上高は市場予想を下回った。米モルガンスタンレーは収益見通し悪化によりPDDの目標株価を引き下げた。 韓国株は大幅上昇、昨年9月以来の高値をつけている。LGディスプレイやLG電子、SKハイニックス、サムスン電子などハイテク関連が総じて上昇。台湾市場でもTSMCや聯発科技など半導体関連が総じて上昇している。きのうの米株式市場でエヌビディア株が上昇したことが材料視されている。
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