前週は3300ドル水準で売買が交錯する展開になった。通商環境のリスク評価が大 きく揺れ動く中、金相場は明確な方向性を打ち出せなかった。米裁判所がトランプ関税 の大部分について差し止めを命じると急落する場面も見られたが、その後は通商環境の 早期安定化は困難との見方が優勢になり、押し目は買い拾われている。米金利、ドルも 明確な方向性を打ち出せていない。金上場投資信託(ETF)売りが一服していること はポジティブ。 今週は値固めから上昇再開を打診する展開が続く見通し。持高調整の売りは一巡し、 下値を固めていくフェーズになる。金ETF売りが止まり、逆に押し目買いが入り始めて いることはポジティブ。月初のため、米中で経済指標の発表が集中するが、特に景気減 速懸念が高まると上振れ期待が高まる。売買が活発化しているとは言い難く、上昇再開 よりも値固めの目線が優先される。しかし、3300ドル水準で底固さを維持し続け、 金ETF市場に対する資金流入が活発化すると、上振れ期待が高まる。三角保ち合い相 場を上抜く動きの有無にも注目したい。 予想レンジは3250〜3400ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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