ゴム午前=総じて反発、11月限は小幅高も期中10月限は小幅安

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて反発。寄り付きでは、上海夜間が小動きとなる中、株高や
円安を好感し、買いが優勢となった。だが、、買い一巡後は、伸び悩みをみせ、出来高
の多い期中10、11月限はマイナスサイドに沈んだ。中盤に入ると、盛り上がりに欠
ける商いの中、玉次第の展開となっている。11月限は小幅高に浮上も10月限は小幅
安。
 TSR20と上海天然ゴム先物は出来ず。

 午前11時47分現在のRSS3号は前営業日比0.7円安〜4.3円高。活発限月
の11月限は同0.2円高の287.2円、期先26年5月限は出来ず、推定出来高は
348枚(前日夜間取引含む)。

【11月限は戻りが鈍い】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じて反発となっている。ただ、出来高の多い
10、11月限はマイナスサイドに沈んでいる。上海ゴムの中心限月の9月限が、地合
いを緩めていることが嫌気されているようだ。
 活発限月の11月限は、夜間取引で283.2円まで下落し、前日に付けた一代の安
値280.0円に接近した。日中取引でも290.7円まで上昇後、284円台に押し
戻される場面があり、戻りは鈍い。11月限は5月27日の高値330.2円から昨日
の安値280.0円まで50.2円もの下げを演じている。自律反発があっても不思議
ではないが、米中貿易摩擦の再燃の可能性などから、戻りが叩かれているようだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSRは20は期近高・期中安とな
り、1.1セント高〜0.3セント高で推移している。
 上海ゴムは総じて下落。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限は、前
営業日比25元安の1万3440元で推移している。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。