シカゴ大豆の夜間取引は軟調。7月限は午後から再び1040セント台を割り込んで いる。前日の戻りで底入れとなるのか否かがチャート上の焦点となり、今夜の値動きが 重要になりそうだ。 また材料的には米国産大豆の最大の顧客である中国との貿易問題が焦点とっており、 今週中にも実施されるとみられる米中電話首脳会談を巡る続報に注目したい。 前日のシカゴは反発。レビット米大統領補佐官が極めて近いうちに電話で米中首脳会 談が行われると発表したことで、このところ浮上していた米中の貿易摩擦懸念が後退し て、利食いの買い戻しが優勢となった。 米商務省統計局(センサスビューロー)が発表した4月の大豆圧砕高が2億0200 万Buと、2億Bu台に乗せていたことも好感された。 7月限は1032.75セントまで下落したが、前日の安値は下回らずに戻して、引 けは1040.75セントと、1040セント台を回復した。 、 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 17:00 サービス業購買担当者景況指数 2025年5月確報(Markit) 【経済】 17:00 購買担当者総合景況指数 2025年5月確報(Markit) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 20:00 住宅ローン申請指数(MBA) 【経済】 21:15 雇用統計 2025年5月(ADP) 【経済】 23:00 非製造業景況指数 2025年5月(ISM) 【経済】 6/5 03:00 地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB) 【工業】 23:30 週間石油統計(EIA) ◆ カナダ ◆ 【経済】 22:45 政策金利発表(カナダ銀行) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。