金・銀市況=金が反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/06          2026/04    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,383   -175    15,509  -171  : 3,319.93   -39.00
銀          164.0    0.0     168.4  +0.5  : 3,616.00    +5.00
プラチナ     5,540   +234     5,340  +225  : 1,208.80   +38.80
パラジウム   4,600      0     4,600     0  : 1,054.74   +32.88
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    144.27   +0.20  ユーロ・ドル相場   1.1422  -0.0011
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【市況】
 金は反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の戻
りを売られたことを受けて軟調となった。午後に入ると、ドル建て現物相場の下げ一服
が下支えになった。銀はニューヨーク高と円安を受けて買い優勢となった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが200〜169円安、ゴールドスポットが208円
安、銀が変わらず〜3.0円高。
 推定出来高は、金が3万3527枚、金ミニが1万1965枚、ゴールドスポットが
2294枚、銀が4枚。
【金は米中の通商協議が焦点】
 金先限は1万5416円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になった。円相場
は1ドル=144円台後半で円安が一服した。銀先限は3月28日以来の高値
168.4円を付けた。
 予想以上の米雇用統計に加え、今夜ロンドンで開催される米中の閣僚級の通商協議を
控えて手じまい売りが出た。トランプ米大統領は1月の就任以降、米中関係が波乱含み
であることを認めつつも、今回の協議については自身のSNSで「非常にうまくいくだ
ろう」と前向きな見方を示した。

【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、下げ一服。前週末の海外市場は、予想以上の米雇用統計を
受けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の3314.92ドルから、米中の通
商協議を控えて戻りを売られ、3295ドル台まで下落した。午後に入ると、売りが一
巡し、下げ一服となった。
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