[今夜の視点]金・銀=5月の米CPIの反応に注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調に推移。アジア時間の序盤こそ、米中通商交渉の進展
観測からドル高警戒で売り優勢となり、3316ドル台に急落場面があった。しかし
早々に3320ドル台を回復。午前中から堅調な値動きとなり、午後に3342ドル台
まで上昇。

 日中取引は開始後に5月の米消費者物価指数(CPI)の発表がある。発表後の反応
のドルの動きに注目。インフレ鈍化が示されれば、ドル安から金は買われやすい環境と
なり、3350ドルを意識する展開か。ドル高から手じまい売り先行で上げ幅を削り、
3320ドル台に反落か。

<今夜の予定>
・アメリカ
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】21:30 消費者物価指数 2025年5月(労働省)
【経済】6/12 03:00 財政収支 2025年5月(財務省)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
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