シカゴ穀物引け速報=大豆は急反発、EPAのバイオ燃料混合比率引き上げで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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 大 豆          2025/07       1069.75       +27.50
                      2025/08       1069.00       +28.00
 コーン          2025/07        444.50       + 6.00
                      2025/09        428.50       + 2.25
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 大豆は急反発。コーンは続伸。大豆は米環境保護局(EPA)のバイオ燃料混合比率
引き上げ計画で急伸。コーンは大豆や小麦の急伸に追随した。
 大豆は急反発。終値の前営業日比は20.00〜28.00セント高。中心限月の7
月限は27.50セント高の1069.75セント。

 米環境保護局(EPA)がこの日、来年からディーゼルやガソリンに対して、今年比
8%増となる過去最高の240億2000万ガロンのバイオ燃料を混合することが義務
付ける計画を発表したことで噴き上げる展開となった。
 また週明け16日に発表される全米油糧種子加工業協会(NOPA)の5月の大豆圧
砕高が事前予想平均1億9352万Buと、5月さとして過去最高になる見込みである
ことも好感された。
 コーンは続伸。終値の前営業日比は1.00〜6.00セント高。中心限月の7月限
は6.00セント高の444.50セント。

 米環境保護局(EPA)のバイオ燃料混合比率引き上げ計画で急伸した大豆や、オク
ラホマ州を中心に冬小麦の収穫が著しく遅れていることで急伸した小麦に追随して上伸
したものの、両銘柄に比べると上げ幅は抑制された。ブラジルの国家食糧供給会社
(CONAB)が同国産コーンの生産高見通しを上方修正したことは上値抑制要因とな
った。

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