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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/07 68.90 77.62 68.49 72.98 + 4.94
2025/08 67.50 74.63 67.11 71.29 + 4.65
2025/09 66.20 72.11 65.82 69.56 + 4.18
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 1,488,653 1,993,465 (+ 8,344)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/07 235.87 +17.00
2025/08 234.03 +15.99
改質ガソリン 2025/07 222.76 + 8.47
2025/08 221.35 + 8.64
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油は急騰。終値の前営業日比は、期近2限月は4.65〜4.94ド
ル高。その他の限月は1.52〜4.18ドル高。
アジアの時間帯の朝方にイスラエルがイランを攻撃したことが報じられ一気に噴き上
げた。ただ石油施設がターゲットになっていないこともあり、その後は上げ幅を大きく
縮小した。欧州〜米国の時間帯にはかけては広めのレンジでのもみ合いが続いた。すで
にイランが報復攻撃を行ったことが報じられており、両国間の戦闘激化は避けられない
状況となっている。
7月限は、アジアの時間帯の時間外取引の朝方に急騰。68ドル台かから高値で
77.62ドルまで9ドルも暴騰。しかしその後は大きく上げ幅を削り、71ドル台ま
で急反落。欧州の時間帯〜米国の時間帯には72〜74ドル台で広めのもみ合いとな
り、引けは73ドル台を割り込んだ。
イスラエルは13日未明にイランの核関連施設など100カ所以上を攻撃したと発表
した。またイランのメディアによると、テヘラン、中部ナタンズのウラン濃縮施設など
が攻撃され、革命防衛隊のサラミ司令官や軍のバゲリ参謀総長、核科学者などが死亡し
たという。
イラン国営テレビによると、イランが報復としてイスラエルに向けてミサイル100
発以上を発射した。
イスラエル当局によると、イランによるミサイル攻撃を受けたが、米軍の支援で大半
は迎撃されたが、一部は着弾してテルアビブ近郊などで15人が負傷したという。
米ベーカー・フューズによると、米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)数は439
基と、前週比3基減となった。
改質ガソリン、ヒーティングオイルも急騰。原油の急騰に追随して噴き上げた。
今日の材料
・イスラエルは13日未明にイランの核関連施設など100カ所以上を攻撃。
・イランは即日報復攻撃。100発以上を発射も大半は迎撃されたが、一部は着弾被
害。
・米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)数は439基と、前週比3基減=米ベーカ
ー・フューズ
MINKABU PRESS
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