<大豆> シカゴ大豆11月限は今月13日に大きく値を伸ばして1020セント台後半から 1050セント台に達したが、その後も値位置を切り上げる堅調な動きとなっている。 米環境保護局(EPA)によるディーゼルやガソリンに対して来年度から今年比8% 増となる過去最高の240億2000万ガロンのバイオ燃料を混合することが義務付け る計画の発表が急伸のきっかけとなった。 燃料油生産用としての需要の増加が確実となったことでこれまで米中貿易摩擦による 輸出用需要の低迷が相殺された形となっている。 米産地での生育は現時点では順調を維持しているが、今後は夏場の熱波が警戒される 時期を迎えるだけに天候リスク懸念も高まり、底意が強まり1050セントが支持線と なり、下値堅く推移すると予想。 <コーン> シカゴコーン12月限は今月16日に433.75セントまで下落。その後、買い戻 されながらも450セント台の回復には至らず低迷が続いている。 米産地での生育は順調で作柄も良以上が72%と良好な状態を維持している。これま でのところ降雨は十分にあり、土壌水分は主要産地の多くで適度の比率が60%程度を 保っており、熱波が広がっても早期に土壌水分不足に陥るリスクは低い状態が続いてい る。 米農務省(USDA)による月例需給報告での期末在庫率は前月予測よりやや引き下 げられたものの、24/25年度の8.9%から25/26年度は11.3%に上昇す る見込みとなっているうえ現時点の生育状況はこれを示現する可能性が高い。 米国の順調な生育を受け、シカゴコーンは引き続き低迷することになりそうだ。 MINKABU PRESS
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