NY貴金属引け速報=金は反落、米国はイラン攻撃開始を一時猶予

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/ 8  3385.7  - 22.4       プラチナ    25/ 7   1264.5  - 48.6
         25/12  3441.0  - 22.6               25/10   1269.6  - 46.8
    銀   25/ 7  3601.7  -  89.6      パラジウム   25/ 9  1054.90  -  4.90
        25/ 9  3634.5  -  90.3              25/12  1063.40  -  4.70
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 ニューヨーク金は反落、銀は続落。前日比は金が22.7〜21.7ドル安、中心限
月の8月限が22.4ドル安、銀が91.2〜89.0セント安、中心限月の7月限は
89.6セント安。
 金8月限は反落。イラン・イスラエル戦争が続くなか、米国がイスラエルを支援する
ためにイラン攻撃を開始する見通しだが、米ホワイトハウスが最終的に攻撃開始を決定
するまでに2週間の猶予を提示したため、緊迫感が後退した。イランのアラグチ外相が
ジュネーブで英国やドイツ、フランスの当局者と会談したことも、外交的な解決の可能
性が残されていることを示唆し、安全資産を圧迫した。
 銀7月限は続落。金相場に連動した。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナは反落、パラジウムは下落。前日比はプラチ
ナが48.6〜40.0ドル安、中心限月の7月限が48.6ドル安、パラジウムは
9.20〜4.70ドル安、中心限月の9月限は4.90ドル安。
 プラチナ7月限は反落。今月に入って急伸した反動で利益確定の売りが続いた。米国
離れ・ドル離れや、安全資産を求める動きを背景とした金相場の上昇が一巡し、貴金属
市場で割安なプラチナ相場に資金が流入しているものの、対立するイランと米国に対話
の余地が残されていると見られていることが重しとなっている。
 パラジウム9月限は軟調。プラチナ相場に連動した。
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