−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 1,074.00 1,080.50 1,067.00 1,068.00 - 6.75 2025/08 1,076.50 1,082.50 1,070.00 1,071.50 - 5.25 2025/11 1,068.50 1,074.25 1,059.50 1,060.75 - 7.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 310,852 327,989 853,302 (+ 7,133) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(6月12日までの週) 大 豆:61万4700トン(前週改定値:33万3654トン) 大豆粕:17万4300トン(事前予想レンジ:15万〜40万トン) 大豆油: −1500トン(事前予想レンジ: 2万〜 6万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(6月26日−6月30日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は軒並み軟調。終値の前営業日比は7.50〜3.75セント安。中心限月の 11月限は7.50セント安の1060.75セント。 バイオ燃料混合率引き上げ計画を受けた大豆需要増加観測や米産地の降雨による生育 遅れ懸念などが手掛かりとなり11月限は一時は今年5月2日以来の水準まで上昇する 場面も見られたが、週末を控えて利益確定の動きが広がり、軟調に終えた。 期近11月限は1068.50セントで取引を開始。アジアの時間帯は1066 セントを下値支持線としてもちあったが、欧州の時間帯に地合いを引き締めて1070 セント台に到達。しばらく1070セント台で高下し1074.25セントの高値に達 したが、シカゴの時間帯は終盤にかけて下値を探る足取りとなり、一時は1059. 50セントの安値を記録。低迷したまま引けを迎えた。 米農務省(USDA)発表の6月12日までの大豆の週間純輸出成約高は61万 4700トンで前週の11万9500トンを大きく上回った。累計輸出検証高は 4912万9200トンで前年同時期の4421万9200トンを約11%上回ってい る。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、五大湖周辺地域でのみ気温が低下しているうえ降雨が発生。降雨 はミシシッピーバレー北部に至る地域まで広がっている。一方、コーンベルト西部では 熱波が広がっており、ネブラスカ州及びサウスダコタ州の多くの地域では最高気温が 36℃に達している。 米中部および東部では勢力の強い高気圧が張り出しており、週末はロッキー山脈以東 で気温が上昇する見込み。コーンベルト西部以南では最高気温は36℃以上に達するも よう。一方の雨量は今後5日間でロッキー山脈南部から五大湖周辺にかけての地域では 25〜75ミリに達するだろう。 6〜10日間予報については6月25〜29日間は気温及び雨量は全国的に平年並〜 平年を上回る見込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは、熱波に見舞われておりサウスダコタ州では最高気温が38℃前後ま で浮上。この気温の上昇により冬小麦の成熟および収穫が促されている。一方、土壌水 分が依然として不足しているプレーンズ北部ではこの熱波が夏穀物に与えるストレスを 強めることになるだろう。なお、モンタナ州及びノースダコタ州には熱波は達していな いうえ、両地では慈雨となっている。 米国南部では暖かく降雨の発生は無いなか順調なペースで穀物の生育が進行。20日 朝方にはテキサス州南部およびフロリダ半島で散発的な降雨が発生。南部の州では土壌 水分が過剰なため農作業の遅れが続いている。 大豆製品は、大豆粕・大豆油ともに農産物市場全体の弱気な流れを受けて売り優勢と なった。 大豆粕12月限は前日比0.20ドル安の298.10ドル。 今日の材料 ・五大湖周辺地域でのみ気温が低下しているうえ降雨が発生。 ・コーンベルト西部では熱波が広がる。 ・週末はロッキー山脈以東で気温が上昇する見込み。 ・6月12日までの大豆の週間純輸出成約高は61万4500トンで前週の11万 9500トンを大きく上回る。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。