石油午前=急落、米国とイランの衝突は瞬間的で停戦合意も成立か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は急落。週末に米国がイラン核施設を攻撃し、その後イランはカター
ルの米軍基地に報復攻撃を実施したものの、イランが前もって米国に通知した反撃はか
なり小規模で、双方が矛を収める格好となったことから緊迫感が消失した。トランプ米
大統領がイラン・イスラエル戦争の停戦を発表したことも重し。イラン・イスラエル戦
争の停戦開始となるテヘラン時間の午前4時近くまでイスラエル軍はテヘランを攻撃し
たようだが、停戦合意が発効した後、目立った動きは見られない。時間外取引でニュー
ヨーク原油は続落の動き。円相場は1ドル=145円半ばで円買い・ドル売りが優勢。
 日中取引開始後、原油の2025年11月限は暴落。5万8050円まで下げ幅を広
げたが、売りは一巡した。
 午前11時15分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
7470〜1940円安。
 午前11時15分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が4463枚。
【イラン・イスラエル戦争の停戦合意が発効】
 トランプ米大統領が強引に押し付けたような格好となっているイラン・イスラエル戦
争の停戦合意は無事に発効したようだ。発効から約1時間半が経過している。ただ、イ
スラエルから公式の発表はなく、不穏なムードは残っている。
【海外原油夜間取引=下落】
 ニューヨーク時間外取引で8月限は前日比2.02ドル安の66.49ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは64.38〜67.83ドル。
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