シカゴコーンの夜間取引は小幅なもみ合い。7月限は418セント台を中心に弱含 み。引け後に発表された生育進度は、発芽が97%(前週94%、前年96%、平年 98%)、シルキングが4%(前年4%、平年3%)と、発芽がほぼ完了して、シルキ ングが始まった段階。また作柄は 「良」以上の割合が70%(前週72%、前年 69%)、「劣」以下の割合が6%(前週5%、前年7%)とやや後退していた。 チャートが悪化しているため、買い材料にはなりにくそうだが、作柄悪化に対する反 応を見極めたい。また急騰後に暴落している原油の動きにも注目したい。 前日のシカゴは続落。週間輸出検証高は147万トン台と前週からは減少したものの 高水準を維持したが、中東の緊張激化で原油が急騰後大きく崩れたことで、シカゴ穀物 全面安の流れとなった。 7月限は417.25セントまで下落して、引けも419.25セントとあまり戻さ ずに420セント台を割り込んだ。 <今夜の予定> ◆ ドイツ ◆ 【経済】 17:00 景況感指数 2025年6月(ifo) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:30 経常収支 2025年1-3月期(商務省) 【経済】 22:00 住宅価格指数 2025年4月(連邦住宅金融局) 【経済】 22:00 ケース・シラー住宅価格指数 2025年4月(S&P) 【経済】 23:00 消費者信頼感指数 2025年6月(カンファレンスボード) 【工業】 6/25 05:30 週間石油統計(API) ◆ カナダ ◆ 【経済】 21:30 消費者物価指数 2025年5月(カナダ統計局) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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