[今夜の視点]海外原油=買い戻しが優勢か、次のテーマを模索へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油8月限は前日比11.00ドル高の65.37ドルで
推移。本日これまでのレンジは65.00〜65.48ドル。
 今晩の海外原油は下げ一服か。時間外取引では買い戻しが優勢となっており、反動高
を想定する。ただ、イランと米国の衝突が一時的で、イラン・イスラエル戦争も終わ
り、慌ただしかった日々から次のテーマへ移るまで動意は乏しいのではないか。次に相
場を刺激しそうなテーマは何か見定める期間に入ると思われる。イランの核開発は続く
見通しで、イスラエルを攻撃するミサイルの生産能力は残されているようだが、夏場の
米国の需給など全く別のテーマが中心となるのだろうか。米エネルギー情報局(EI
A)の週報が発表された後の反応を確認したい。
<今夜の予定>
◆ フランス ◆
【経済】15:45 消費者信頼感指数 2025年6月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】23:00 新築住宅販売 2025年5月(商務省)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
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