−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 410.00 414.50 408.00 409.50 - 0.75 2025/09 405.00 408.75 402.25 404.00 - 1.00 2025/12 422.25 426.00 419.25 421.00 - 1.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 539,538 522,586 1,517,269 ( -17,699) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(6月19日までの週) コーン:104万6700トン(事前予想レンジ:90万〜170万トン) 小 麦: 25万5200トン(事前予想レンジ:20万〜 60万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(7月2日−7月6日) コーンベルト西部の気温は平年並。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは総じて続落。終値の前営業日比は出来高の薄い先限が3.50セント高。そ れ以外は2.00〜0.75セント安。中心限月の12月限は1.50セント安の 421セント。 週明け月曜日に米農務省(USDA)の作付面積報告、四半期在庫の発表を控えて玉 整理基調が高まるなか、国際穀物理事会(IGC)が25/26年度の世界穀物生産量 予測を引き上げたうえ、小麦が軟調となったことが重石となった。12月限は前日に続 いて一代の安値を更新した。 12月限は422.25セントで取引を開始。しばらく423セントを前後する小動 きとなった後に419.25セントまで値を落としたが、欧州の時間帯には地合いを引 き締めて426セントの高値に達した。その後はじり安に転じたものの420セント割 れには抵抗を見せ、小幅安で取引を終えた。 米農務省(USDA)が発表した6月19日までのコーン週間純輸出成約高は104 万6700トンで前週の105万8700トンは下回ったが、100万トン台は維持。 今年度の累計純輸出成約高は6757万4500トンと、前年同期の5337万 8100トンをおよそ27%上回っている。 国際穀物理事会(IGC)は25/26年度の世界の穀物生産量予測をコーンの増産 が主因、としたうえで前月から200万トン引き上げた23億7700万トンとの予測 を発表した。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、五大湖周辺で異例の低温となりウィスコンシン州北部およびミネ ソタ州、ミシガン州での最高気温は21℃以下にとどまっている。一方、コーンベルト 西部では降雨が発生し、土壌水分が更に回復。 現在、大西洋沿岸中部に位置する高気圧の端にあたる地域では引き続き散発的な降雨 または雷雨が発生し、中西部北部では25〜75ミリ程度の雨量が見込まれる。またフ ロリダ州に発達した低気圧が近づいている影響で、メキシコ湾岸東部などでは50〜 200ミリの雨量を伴う降雨が発生する見込み。 6〜10日間予報に関しては7月1〜5日にかけてほぼ全国的に気温および雨量は平 年並〜平年を上回るだろう。 シカゴ小麦は続落。米産地で降雨となり土壌水分の改善が期待されると同時に、冬小 麦の収穫進行が伝えられていることが弱材料となった。また、世界的な穀物生産量の増 加見通しも重石となった。12月限は5月16日の安値と顔合わせとなる559.25 セントまで下落し、13日から20日にかけて記録した上げ幅を完全に相殺した。 中心限月の12月限は前日比7.75セント安の559.75セント。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは、ニューメキシコ州南東部からテキサス州西部にかけて散発的なこう が発生。26日朝方にはネブラスカ州東部およびサウスダコタ州で降雨が発生。その他 の地域では降雨の発生が無い中、冬小麦の収穫を含めた農作業が進行中。 米国南部ではミシシッピーデルタ東部で散発的な降雨が発生。南東部ではこの雨によ り更に農作業のペースが鈍化。 今日の材料 ・五大湖周辺で異例の低温となりウィスコンシン州北部およびミネソタ州、ミシガン州 での最高気温は21℃以下にとどま。 ・コーンベルト西部では慈雨が続き土壌水分はさらに改善。 ・週末は中西部北部では25〜75ミリ程度の雨量を伴う降雨の見込み。 ・6月19日までのコーン週間純輸出成約高は104万6700トンで前週の105万 8700トンは下回る。 MINKABU PRESS
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