−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 金 (25/ 8) 3315.7 3370.5 3313.7 3349.8 + 42.1 (25/12) 3370.7 3425.5 3369.3 3405.1 + 42.2 銀 (25/ 9) 3632.5 3687.5 3605.5 3639.7 + 22.5 (25/12) 3676.5 3730.5 3651.0 3684.2 + 22.8 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 金 176,129 148,916 434,714 (- 1,308) 銀 53,207 45,225 162,359 (- 4,126) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 44,494.94 + 400.17 前日 144.01/03 1.1786/88 ・ナスダック 20,202.89 - 166.84 本日 143.40/42 1.1804/06 ・10年米国債利回り 4.25 + 0.02 ・NY原油 (25/ 8) 65.45 + 0.34 ・SPDR保有金残高 952.53 - 2.29 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク金は続伸、銀は反発。前日比は金が42.0〜43.0ドル高、中心限 月の8月限が42.1ドル高、銀が22.1〜23.8セント高、中心限月の9月限は 22.5セント高。 金8月限は続伸。時間外取引では、米国の財政不安やドル安見通しを受けて買い優勢 となった。欧州時間に入ると、ドル安を受けて堅調となった。日中取引では、米雇用動 態調査(JOLTS)が予想外に増加し、ドル高に振れたことを受けて上げ一服となっ た。 銀9月限はドル安や金堅調を受けて買い優勢となったが、日中取引で上げ一服となっ た。 ニューヨーク金8月限は続伸。時間外取引では3313.7〜3365.4ドルのレ ンジで推移、前日比53.3ドル高の3361.0ドルとなった。8月限は高寄りした のち、米国の財政不安やドル安見通しを受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、 ドル安を受けて堅調となった。 日中取引では、3370.5ドルまで上昇した。その後は、米雇用動態調査(JOL TS)が予想外に増加し、ドル高に振れたことを受けて上げ一服となったが、 3348.7ドルで下げ止まった。 5月の米雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は37万4000件増の 776万9000件だった。市場予想は730万件だった。一方、米上院は、トランプ 大統領の看板政策を盛り込んだ大規模な減税・歳出法案の採決を実施し、賛成51、反 対50で可決された。 ニューヨーク銀9月限は、時間外取引で3605.5〜3687.5セントのレンジ で推移し、前日比49.3セント高の3666.5セントとなった。9月限は高寄りし たのち、ドル安一服に上値を抑えられたが、金堅調を受けて押し目を買われた。欧州時 間に入ると、ドル安を受けて買い優勢となった。 日中取引では、米雇用動態調査(JOLTS)が予想外に増加し、ドル高に振れたこ とを受けて上げ一服となった。 6月30日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比変わらずの3704万8200 オンス、銀は151万5437オンス増の5億0121万0189オンス。 今日の材料 ・6月のユーロ圏のHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.5 と、前月の49.4から上昇し、2022年8月以来の高水準となった。ただ、好不況 の節目である50は29カ月連続で下回った。速報値は49.4だった。 ・6月のユーロ圏の消費者物価指数(EU基準=HICP)速報値は前年同月比2.0 %上昇し、市場予想通り欧州中央銀行(ECB)目標と一致した。 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は、米国が 欧州製品に10%の関税を課し、ユーロの対ドル相場が同程度ないしそれ以上上昇する とユーロ圏の輸出に多大な影響が出ると予想した。 ・欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、ポルトガルのシントラで開催中のECB フォーラムで、ユーロが最近ドルに対して上昇しているのは、市場の状況だけでなくユ ーロ圏経済の強さも反映していると述べた。 ・6月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)確報値は52.9と前月の52.0か ら上昇した。市場予想は52.0。 ・5月の米雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は37万4000件増の 776万9000件だった。予想外に増加したものの、採用は減少傾向にあり、トラン プ大統領が設定した「相互関税」上乗せ分の一時停止期限が7月9日に迫る中、労働市 場が減速に転じた兆候が強まった。市場予想は730万件だった。 ・6月の米ISM製造業購買担当者景気指数は49.0と、前月付けた6カ月ぶり低水 準となる48.5から小幅上昇した。それでも低調傾向は依然として続いており、トラ ンプ政権の関税措置が企業の計画能力を引き続き阻害していることを示唆した。 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのミュラー・エストニア中銀総裁は、金利変 更を検討する前にしばらく時間的な余裕があるとし、現在の利下げサイクルでさらに大 幅な金融緩和をすべきかどうかは現時点では判断できないとの見解を示した。 ・5月の米建設支出は年率換算で前月比0.3%減少した。住宅ローン金利の高止まり と在庫の増加が一戸建て住宅への支出の重しとなった。 ・米上院は、トランプ大統領の看板政策を盛り込んだ大規模な減税・歳出法案の採決を 実施し、賛成51、反対50で可決された。法案は下院に戻され、2日にも討議され、 採決が実施される見通し。 MINKABU PRESS
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