[今夜の視点]シカゴコーン=米国産からは上値が重いが小麦の動きにも注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は軟調。12月限は再び420セント台を割り込み、418
セント台まで下落している。受粉期に入っている米国産地の天気やこれまでの作柄を考
えると、上値の重い展開となりそうだが、前日大きく戻した小麦の値動きにも注目した
い。

 前日のシカゴは小幅まちまち。期近の主要限月は総じて小幅安。小麦が上昇して、大
豆も総じて小幅高となったものの、前日引け後の作柄が改善していたことや、受粉期に
入ってきた米国産地で今週後半から再び降雨予報が出ていることに圧迫された。

 新穀12月限は416.50セントまで下落したものの、引けは422.00セント
とかなり下げ幅を縮小して、420セント台を回復した。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 18:00 雇用統計 2025年5月(EUROSTAT)
◆ アメリカ ◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】 21:15 雇用統計 2025年6月(ADP)
【工業】 23:30 週間石油統計(EIA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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