−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 429.50 435.25 429.25 431.50 + 2.25 2025/09 417.25 426.25 417.25 420.25 + 2.25 2025/12 433.00 442.25 432.75 437.00 + 3.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 401,231 417,330 1,499,953 (+ 1,286) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(6月26日までの週) コーン:147万2900トン(事前予想レンジ:90万〜170万トン) 小 麦: 58万6000トン(事前予想レンジ:20万〜 60万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(7月9日−7月13日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは概ね続伸。終値の前日比は変わらず〜4.00セント高。中心限月の12月 限は前日比3.50セント高の437セント。 米農務省(USDA)が発表した週間純輸出成約高が140万トン台を記録し、米コ ーン輸出が依然として好調を維持していることが明らかとなるなか、買い優勢となっ た。12月限は6月23日以来となる440セント台まで値を伸ばしたが、米独立記念 日の連休を控えた転売を受け、上げ幅を縮小して終了。 12月限は米国の独立記念日の連休を控えるなか、436〜440セントのレンジ を中心に高下する模様眺めの雰囲気が強い展開となった。強気な米輸出成約高が手掛か りとなって442.25セントの高値に達したほか、連休前の転売で432.75セン トの安値まで値を落とす動きが見られながらも430セント台後半に回帰した。一方で 440セント超えを何度か試し高値を記録した後は値位置を落とすなど、堅調地合いを 維持しながらも440セントの上値抵抗も窺わせる動きとなった。 米農務省(USDA)が発表した6月26日の週までの週間純輸出成約高は147万 2900トンで前週の104万6700トンを大幅に上回った。 今年度の累計純輸出成約高は6810万7200トンと、前年同期の5373万 5200トンをおよそ27%上回っている。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、晴天が広がりコーンと大豆の生育が促されている。 来週上旬までに大西洋沿岸南部で熱帯性もしくは亜熱帯性サイクロンが発生する可能 性は60%に上昇。低気圧の発達にかかわらずフロリダ州からカロライナ州沿岸部にか けての地域では25〜100ミリの雨量を伴う降雨が見込まれる。また、プレーンズ及 び中西部北部でも雨がちな天気が続き5日間雨量は25〜75ミリに達するだろう。 6〜10日間予報に関しては7月8日〜12日にかけて多くの地域で気温および雨量 は平年並〜平年を上回る見込み。プレーンズ中部および南部の気温は平年を下回るだろ う。 シカゴ小麦は総じて反落。米産地では一部で乾燥が残ると予想されていることが強気 材料視されてプラスサイドまで浮上する動きも見られたが、米小麦産地の多くは降雨に 恵まれていることや米独立記念日の3連休を控え、手じまい売りが先行し、軟調となっ た。 中心限月の12月限は前日比5.75セント安の578.25セント。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは、オクラホマ州及び敵明日州では散発的な降雨または雷雨が発生して おり、冬小麦の収穫ペースが鈍化。ただ、夏穀物にとっては慈雨となっている。一方、 プレーンズ北部では局地的な降雨が見られるが概ね降雨は発生しない見込み。モンタナ 州東部およびダコタ州では最高気温は36℃に達しハイプレーンズ北部では土壌水分 不足が引き続き影響を与えている。 米国南部ではテキサス州からフロリダ州にかけて不安定な天気となっている。現在、 冬小麦の収穫などが行われてるが、一部では土壌水分が過剰な状態が続いている。 今日の材料 ・暖かななか晴天が広がりコーンと大豆の生育が進行。 ・ハイプレーンズ北部では土壌水分不足が続く。 ・プレーンズ及び中西部北部でも雨がちな天気が続き5日間雨量は25〜75ミリに 達する見込み。 ・6月26日の週までの週間純輸出成約高は147万2900トンで前週の104万 6700トンを大幅に上回る。 MINKABU PRESS
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