6月雇用統計を受けて、金相場は下落した。前日のADP雇用統計から弱めの数値へ の警戒感が広がっていたが、実際には無難な結果に終わった。決して雇用市場が良好と いう訳ではなく、減速傾向との評価は変わらないが、米連邦準備制度理事会(FRB) に利下げ対応を急がせるような数値にはならなかった。はやり初回利下げは9月で十分 との見方が後押しされ、米金利低下・ドル安圧力に修正が入った。 一方、米下院では税制・歳出削減法案が可決した。上院に続いてギリギリの賛成多数 だったが、トランプ政権の主要政策が実現に向かうことになる。これは米財政赤字・債 務の拡大を促すことになるが、中長期的な相場テーマとの評価が中心であり、直ちに 「米国売り」を促すことはなかった。どこかで「米国売り」が加速する可能性を高める 一方、金相場は冷静に消化している。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。