上海ゴム先物相場は、1万4000元水準で膠着化している。株価や原油相場の動向 とも関係なく動意を欠いている。中国経済の景況感は、米中通商協議再開の合意もあっ て、やや上向いている。しかし、中国経済に対する信頼感を十分に高める程に景況感が 改善している訳ではなく、動意を欠いている。需要不安の急落には一服感があるもの の、先行きを楽観視できない状態が、上海ゴム相場の値動きを限定している。こうした 状況では、OSEゴム相場のみが一方的な相場展開に発展する可能性は低い。OSEゴ ム相場は株価や円相場との連動性も無視しており、短期筋の持高調整が中心の地合が続 きやすい。足元ではやや買い圧力が優勢だが、上海ゴム相場の低迷が続く限りは、短期 上昇圧力との評価に留まる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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