石油午前=期中から下落、期中は下値を切り上げ500円超の下落で推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。序盤から期中11、12月限が軟調に推移し、期近10月
限、期近9月限がつれ安。26年1月限以降は出来ず。週末に石油輸出国機構(OPE
C)プラスが8月の増産計画を決定、週明けのニューヨーク原油時間外取引が軟調に推
移が弱材料。まとまった売りが出ている印象はなく、薄商いのなかの下落。期中は下値
を切り上げ、11月限は500円超の下落で推移。
 東京午前の円相場は1ドル=144.20円台まで小高くなった後、144.50円
台まで反落となり、方向性井を欠く展開。ニューヨーク原油時間取引は軟調に推移。
 日中取引開始後、原油の2025年11月限は上げ幅を縮小。5万7780円まで下
げ幅を拡大。午前10時前から下げ幅を縮小し、5万8030円まで戻している。
 午前11時29分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
770〜340円安。
 午前11時29分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が576枚。
【米労働市場の好調維持は原油相場の下支え要因】
 OPECプラスが8月も増産体制を強め、OPECプラスは自主減産体制から元の生
産体制に戻すことになる。週明けの原油市場は売り優勢ながらも売りが殺到しているよ
うな動きでもない。
 米国内の原油在庫は米エネルギー省(EIA)の発表によると、6月27日現在、4
億1895万4000バレルと、昨年同時期と比べ、約2959万バレル減少、率にし
て約6.5%の減少。夏場はガソリン需要の増加シーズン。米労働省発表の6月の米雇
用統計は米労働市場は好調維持ととれる数字だったことは原油相場の下値支え要因。
【海外原油夜間取引=下落】
 ニューヨーク時間外取引で8月限は前日比1.19ドル安の65.81ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは65.40〜66.18ドル。
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