●レビュー金、FRB早期利下げ期待後退で軟調=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 8日のニューヨーク金先物相場は、前日比25.90ドル安の3316.90ドル。
関税政策に対する警戒感よりも、それに伴うインフレ懸念が米金利上昇・ドル高を促し
ていることが嫌気されている。実際に関税引き上げが行われるのかは不透明だが、関税
引き上げが行われるとインフレ懸念が高まり、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下
げ対応は難しくなる。安全資産としての投資ニーズの高まりよりも、早期利下げ期待後
退の方が重視され、上値の重い展開になっている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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