原油相場の底固さが維持されている。通商問題の深刻化、石油輸出国機構(OPE C)プラスの大規模な供給増加方針などネガティブ材料も目立つが、逆に押し目買い優 勢の展開になっている。何か新規売買材料が浮上した訳ではないが、ドライブシーズン の米ガソリン消費環境が良好との見方が強い。独立記念日の旅行件数は過去最高を更新 した模様であり、ガソリン消費が伸びやすい環境にある。ガソリン在庫は十分な規模が 確保されているが、ガソリン増産のために製油所稼働率が高止まりすれば、タイト化し ている原油在庫の取り崩しも想定される。WTI原油は期近にプレミアムが加算された 状態にあり、季節要因に基づく需給引き締まりの消化が優先されている。米在庫統計が 注目されるが、原油在庫の市場予想は210万バレル減となっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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