●今夜のシナリオ穀物、豊作期待とイベントリスク=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 アジアタイムは小幅高になっている。前日は産地の良好な気象環境、作況報告の数値
が良好だったことで、売り優勢の展開になった。その地合が引き継がれると、一段安が
打診される。天候相場目線の戻り売り圧力が続くが焦点になる。一方、11日には米農
務省(USDA)需給報告が発表される。イベントリスクが重視されると持高調整のシ
ョートカバーが膨らみ、修正高が打診されよう。特に相場にポジティブな内容が想定さ
れている訳ではないが、売られ過ぎ感の修正は想定しておく必要がある。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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