プラチナ午前=プラチナは続落、NY安や円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナは続落。ニューヨーク安と円高を受けて売
り優勢で始まった。その後は、円高を受けて軟調となった。パラジウムの商いは成立し
なかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが57〜33円安、プラチナミニが
46.0〜16.5円安、プラチナスポットが48円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが5892枚、プラチナミニが511枚、
プラチナスポットが1081枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは戻り売りもドル高一服が下支え】
 プラチナは戻りを売られた。高値圏で利食い売りが出やすい。ただ上海プラチナの出
来高が増加しており、中国勢の買い意欲が強い。一方、米国債の利回りが低下し、ドル
高が一服したことは下支え要因である。ただトランプ米大統領は、新たにフィリピンな
ど7カ国に対して新関税率を通知する書簡を公表した。
 プラチナ先限は5963円まで下落した。ニューヨーク安と円高が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=145円台後半の円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の1349.60ドルから、もみ合
いとなった。
 午前11時現在、プラチナは1349.60ドル、パラジウムが1105.79ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1345.40ドル、パラジウムが
1109.29ドル。
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