−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油(NYMEX) 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/08 68.29 68.65 66.45 66.57 - 1.81 2025/09 66.90 67.31 65.26 65.38 - 1.59 2025/10 65.55 66.02 64.12 64.24 - 1.40 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 未入電 715,011 2,017,792 ( + 36,921) 帳入値 前日比 ヒーティングオイル 2025/08 238.35 - 2.57 2025/09 234.12 - 2.86 改質ガソリン 2025/08 215.24 - 3.55 2025/09 210.96 - 3.86 注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高 値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油の期近は下落。終値の前営業日比は、期近2限月は1.81〜 1.59ドル安。その他の限月は1.40〜0.71ドル安。 石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国が9月も日量54万8000バレル の大幅な生産枠引き上げを継続する可能性があると伝わったことが重し。ブルームバー グに対して産油国の代表筋が明らかにした。中核的な産油国である8カ国は4月から自 主減産の解消を開始し、5月以降はこの巻き戻しを急いでいる。ただ、9月で日量22 0万バレル規模の協調減産の解消が完了することから、10月については生産枠の引き 上げが見送られる見通し。 OPECが2日間にわたるセミナーのなかで、2050年までに世界の石油需要が日 量1億2300万バレルまで拡大するとの見通しを示したことは支援要因。経済協力開 発機構(OECD)加盟国の需要が減少する一方、インドを筆頭に非OECD加盟国の 需要が拡大を続けると想定されている。2024年の石油需要は日量1億0370万バ レル。 イスラエルは、イランが貯蔵していた兵器級の濃縮ウランの一部が米国やイスラエル の攻撃を生き延びており、イランの核技術者がアクセスできる可能性があると結論付け たと伝わったことは懸念要因。米ニューヨーク・タイムズが伝えている。先月、米国は イスファンやナタンツ、フォルドゥなどの核開発施設を空爆した。 時間外取引で8月限は軟調。プラス圏に浮上するたびに上値が抑えられた。通常取引 開始を控えて売りが強まると、通常取引終盤にかけて66.45ドルまで下げ幅を拡大 した。 改質ガソリンの期近は反落。ヒーティングオイルの期近は続落。原油安が重しとなっ た。 今日の材料 ・イランは核弾頭搭載のミサイルで米国を攻撃することを望んでいる=ネタニヤフ首相 MINKABU PRESS
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