[7月14日からの1週間の展望] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 週間高低(カッコ内は日付) 7月7日〜7月11日 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比 <東 京> 先限 39,000 39,600 39,000 39,000 0 ====================================== <シカゴ>10日終値 前週末比 |7月6日現在の米国産コーン作柄報告 25/ 9 399.25 -21.00 |シルキング(18% 前週8%前年 22%、平年15%) 25/12 416.50 -20.50 | |作柄報告 |「良」以上:74%(前週73%、前年68%) |「劣」以下: 5%(前週 5%、前年 9%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 146.79円 前週末比 2.57円の円安 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【前週のレビュー】シカゴコーンは強気相場に転換との判断は時期尚早。11日に 米農務省(USDA)から月例需給の発表がある。現時点では今年の米国産コーンは豊 作観測に揺るぎはないとした。 【シカゴコーンは順調な生育から一代安値を更新】 シカゴコーンは米国産コーンの順調な生育を背景に安値更新の動きとなった。9日に 指標の期近12月限を含む主要限月が一代安値を更新した。ただ安値更新後は利益確定 の買い戻しもあり、小幅高に反転した。 指標の期近12月限は、9日に411.75セントまで下落し、一代安値を更新。そ の日のうちに反発となり、415セント台で小高く引けた。10日は小幅続伸ながら、 417セントで頭打ちとなり、自律反発の域にとどまっている。 6日現在の米国産コーンの作柄状況は、良以上が74%となり、前週の73%からさ らに作柄状態はさらに良くなったため、豊作観測シナリオが一段と強まっている。 11日に米農務省(USDA)から発表される月例受給報告に対する反応待ち。大手 通信社が集計した25/26年度の米国産コーンの事前予想の平均は157億4800 万Buとなり、6月予想の158億2000万Buを下回っている。6月の予想より下 方修正となれば、単収、期末在庫とも下方修正される可能性が高い。上方修正ならサプ ライズで急落の可能性あり。発表を受けて、410〜420セントのレンジをどちらに 放れるか見極めたい。 既に受粉期に入っており、7月後半になると、実が付き始め、米中西部産地の天候の 影響を受けにくくなる。なお今年のプロファーマーのクロップツアーは8月18日から 21日に開催される。 【とうもろこしはの取引は事実上、終焉】 とうもろこしは、10日時点の総取組高は14枚のみ。各限月の取組高が1ケタ、ま たはゼロ状態で、事実上、取引は終焉。新規売買は参加しにくい。 <当面の予定(イベント・経済統計)> 14日 ●フランス(革命記念日) 機械受注 2025年5月(内閣府) 中国貿易収支 2025年6月(税関総署) 米週間穀物輸出検証高(USDA) 米国産コーン・大豆作柄報告(USDA) 15日 中国住宅価格指数 2025年6月(国家統計局) 中国国内総生産 2025年4-6月期(国家統計局) 中国小売売上高 2025年6月(国家統計局) 中国鉱工業生産 2025年6月(国家統計局) ユーロ圏鉱工業生産 2025年5月(EUROSTAT) 独景況感指数 2025年7月(ZEW) 米消費者物価指数 2025年6月(労働省) 米製造業景況指数 2025年7月(ニューヨーク連銀) 16日 英消費者物価指数 2025年6月(国立統計局) ユーロ圏貿易収支 2025年5月(EUROSTAT) 米生産者物価指数 2025年6月(労働省) 米鉱工業生産・設備稼働率 2025年6月(FRB) 米地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB) 17日 貿易収支 2025年6月速報(財務省) 英雇用統計 2025年6月(国立統計局) ユーロ圏消費者物価指数 2025年6月確報(EUROSTAT) 米小売売上高 2025年6月(商務省) 米新規失業保険申請件数(労働省) 米輸出入物価指数 2025年6月(労働省) 米製造業景況指数 2025年7月(フィラデルフィア連銀) 米企業在庫 2025年5月(商務省) 対米証券投資 2025年5月(財務省) 米週間穀物輸出成約高(USDA) 18日 消費者物価指数 2025年6月(総務省) 独生産者物価指数 2025年6月(連邦統計庁) ユーロ圏国際収支 2025年5月(ECB) 米住宅着工・許可件数 2025年6月(商務省) 米消費者信頼感指数 2025年7月速報値(ミシガン大) 建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。
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