株価指数先物【昼】 狭いレンジながらスキャルピング中心で荒い値動き

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比40円高の3万9450円(+0.10%)前後で推移。寄り付きは3万9560円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9515円)にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まった。買い一巡後は中盤にかけて軟化し、3万9380円まで売られる場面もみられた。終盤にかけてロング優勢となり3万9640円まで買われたが、直後に3万9430円まで上げ幅を縮めるなど、狭いレンジでの推移ながらも値動きの荒さが目立っている。

 日経225先物は、3万9500円を中心としたオプション権利行使価格の3万9375円から3万9625円での推移をみせている。短期的に仕掛けてくる動きがみられるものの、スキャルピング中心とみられ、クローズの動きが速い。石破茂首相は、大坂・関西万博のイベント参加のため訪日するベッセント米財務長官と会談する方向で調整に入ったと報じられている。ショートを仕掛けにくくさせそうだが、上値追いのロングは限られ、押し目狙いでの対応になりそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で13.96倍と横ばいで推移。支持線として意識されていた25日移動平均線(13.96倍)を割り込み、13.90倍まで低下する場面もみられた。その後は25日線を挟んでの推移だが、同線が抵抗線として意識されるようだと、NTショートに振れやすいだろう。

株探ニュース

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