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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/08 66.73 67.01 65.42 66.38 - 0.14
2025/09 65.49 65.79 64.38 65.19 - 0.18
2025/10 64.53 64.74 63.50 64.19 - 0.18
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 857,853 2,058,726 ( - 12,566)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/08 239.15 - 1.37
2025/09 236.72 - 1.13
改質ガソリン 2025/08 214.40 - 2.56
2025/09 210.14 - 2.19
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は小幅続落。終値の前営業日比は、期近2限月は0.18〜
0.14ドル安。その他の限月は0.19〜0.17ドル安。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、石油在庫の増加傾向が続いている
ことが重しとなった。戦略石油備蓄(SPR)を除く原油と石油製品の在庫の合計は1
2億5583万7000バレルまで増加し、今年の最高水準を更新。米国は夏季休暇シ
ーズンに入っており、ガソリン需要が強まる時期に入っているものの、ガソリン需要の
4週間移動平均は日量899万4000バレルまで減少し、増加傾向が一巡している。
製油所稼働率は93.9%まで下げ、2週連続で低下した。
米国がウクライナ停戦に応じないロシアに新たな制裁や関税を警告していることは下
支え要因。米国はロシア産石油の輸入国に100%の関税を課す可能性があるが、ロシ
アのプーチン大統領はウクライナの非軍事化や非ナチ化、北大西洋条約機構(NAT
O)の東方拡大停止などが確約されるまで軍事行動を継続する構え。
イラク北部のクルド自治区の油田にドローン攻撃が続いていることは懸念要因。日量
15万バレル規模の減産が発生している。ただ、攻撃を実施している武装組織は不明。
時間外取引で8月限は上値が重く、マイナス転換すると通常取引開始にかけて売りが
優勢となった。通常取引序盤には65.42ドルまで下落。ただ、その後は安値から切
り返した。
改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は下落。EIA週報でガソリン需要は弱含
んでいる。
今日の材料
・フランスやハンガリー、ドイツなどは対ロシアを想定する米国製の兵器購入に反対
・仏大統領は欧州製の兵器を支持=米ポリティコ
・イランが石油の密輸船を拿捕
・イスラエルのエリオット港が日曜日まで閉鎖、フーシ派による航行妨害で
MINKABU PRESS
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