石油午前=下げ幅を縮小、円安・ドル高やNY時間外取引の上げが支えに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油や石
油製品の在庫水準が増加を続けていることが重し。米国は夏場の需要期にあるものの、
ガソリン消費は伸び悩んでおり、需給バランスは緩んでいる。ただ、時間外取引でニュ
ーヨーク原油が堅調に推移していることや、円相場が1ドル=148円前半で円安・ド
ル高推移していることは下支え要因。
 日中取引開始後、原油の2025年12月限は下げ幅を縮小。一時6万0610円ま
で切り返した。
 午前10時59分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
390〜150円安。
 午前10時59分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が414枚。
【米メキシコ湾岸に熱帯性低気圧の兆候】
 米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、米メキシコ湾岸で熱帯性低気圧が発
生しそうな兆候がある。ただ、数日間にわたってその兆候はありつつも、熱帯性低気圧
は今のところ発生していない。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で8月限は前日比0.42ドル高の66.80ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは66.58〜66.99ドル。
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