プラチナ市況=プラチナは総じて下落、現物相場の上げ一服と円小幅高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/08          2026/06    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,931    -61    16,065   -26  : 3,329.41   -10.49
銀          180.0    0.0     183.0   0.0  : 3,781.00   - 6.00
プラチナ     6,505    +69     6,062   -28  : 1,407.50   +25.20
パラジウム   5,600      0     5,600     0  : 1,207.95    +7.92
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    148.77   +0.08  ユーロ・ドル相場   1.1575  -0.0048
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて下落。ニューヨーク高を受けて買
い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場が押し目を買われたことが支援要因に
なったが、金軟調に上値を抑えられた。先限は正午前、前日比変わらずで推移。午後に
なり、ドル建て現物相場の上げ一服感、円小幅高でジリ安となった。
 期近8月限は他限月の下落に逆行高を維持し、69円高で引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが39円安〜69円高、プラチナスポットが
1円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが5417枚、プラチナミニが1838枚、プラチナスポッ
トが1326枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は期近8月限にサヤ寄せがあるかに注目】
 プラチナ先限は夜間取引の前半に6057円まで下落。ニューヨーク時間に入り、堅
調に推移し、6127円まで反転。夜間取引の後半から日中取引は軟調に推移する場面
が目立ったが、6050円が支持線になり、下値は堅く推移。
 期近8月限がドル建て現物相場の1400ドル乗せを映し、続伸となり、先限との逆
ザヤは443円まで拡大して引けた。期近高は期先の下支え要因だが、出来高は昨日よ
りさらに細り、5400枚をわずかに超えた程度の薄商い。チャートは三角もちあいを
形成。8月1日のトランプ関税の発動を控え、新規売買に慎重にならざるを得ない環境
だが、期近にサヤ寄せになるかに注目。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、再軟化。朝方の1423.30ドルから、ドル高を
受けて上げ一服となったが、押し目は買われた。午後にない、2度、1410ドル台前
半に軟化する場面があったが、すかさず買い拾われ、1420ドル台に戻した。しかし
金の軟化から再度、軟化となり1407ドル台まで下落。
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