アジア株 ハンセン指数は前日終値前後で引ける

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:20現在
香港ハンセン指数   24498.95(-18.81 -0.08%)
中国上海総合指数  3516.83(+13.05 +0.37%)
台湾加権指数     23113.28(+70.38 +0.31%)
韓国総合株価指数  3192.29(+5.91 +0.19%)
豪ASX200指数    8639.02(+77.26 +0.90%)
インドSENSEX30種  82418.38(-216.10 -0.26%)

 17日のアジア株は、比較的買いが目立つも、香港ハンセン指数などは前日終値を挟んでの上下、前日終値に近い水準で引けている。午前中はマイナス圏推移の場面が見られた上海総合や韓国総合はプラス圏を回復した。朝の雇用統計が弱く出たことで、8月の利下げ期待が強まった豪州は朝からの買いが午後も続いた。

 上海総合指数はプラス圏を回復して引けた。ICT関連の買いが目立ったこともあり深セン総合は上海よりもしっかりと上昇している。上海総合は航空機メーカーの中航沈飛、通信機器の富士康工業互聯網(フォックスコンインダストリーズ)、バス・トラックなど商業用自動車メーカーの安徴江淮などの買いが目立った。四大銀行の中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)などが売られている。
  
 香港ハンセン指数は朝方はプラス圏も、マイナスに転じ、その後前日終値を挟んでの推移。電気自動車(EV)メーカーの理想汽車、医薬品メーカーの中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル・ホールディングス)などが買われた一方、周大福珠宝集団、百度(バイ
ドゥ)、教育サービス会社のニュー・オリエンタル・エデュケーション&テクノロジー・グループなどが売られた。

 豪ASX200指数は8月の利下げ期待を受けて幅広く買われた。不動産、資源、金融などの買いが特に目立った。金融サービス・決済システムのブロック、建築資材の建築資材のジェームズハーディなどが買われたほか、、商業銀行大手ナショナル・オーストラリア・バンク・リミテッド、ANZなどの買いも目立った。

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。