LME市況=軒並み反発、米株高を受け買い優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物        3カ月物
    アルミ        2,574.72  -    0.58     2,578.00  +    0.50
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅         9,607.79  +   37.28     9,666.00  +   31.50
    ニッケル      14,898.23  +   79.74    15,096.00  +   70.00
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 アルミ3カ月物は小反発。2573.50ドルで取引を開始した後に浮上し、一時
2580ドルの高値に達した。アジア時間は2575ドルを支持線として意識する底堅
い動きとなっていたが、欧州の時間帯以降は下値探りに転じ、今月7日以来の安値とな
る2558ドルの安値を付ける場面があった。しかし米国の時間帯を迎えると米株高を
受けて買い優勢に転じ、2590ドルの高値まで浮上。高値では転売が見られたもの
の、プラスサイドを維持して終えた。
 銅3カ月物は反発。9636ドルで小高く取引を開始した後、9642ドルの高値に
達した後、アジア時間は概ね9620ドル台での高下となった。欧州の時間帯にかけて
軟化し9587ドルの安値を記録。その後、浮上するも9630ドルが上値抵抗線とし
て意識される動きが続いていたが、米株高が買い材料となり、終盤に浮上し引け間際に
今月14日以来の高値となる9678ドルの高値を記録。この日の高値圏を維持したま
ま引けを迎えた。
 ニッケル3カ月物は反発。1万5015ドルで軟調で取引を開始した後に地合いを引
き締めて1万5080ドルまで浮上した。その直後に売り崩され1万5000ドルを割
り込んだ。その後は1万5000ドルが上値抵抗線として意識される低迷となり、1万
4910ドルの安値まで値を沈めたが、終盤に再浮上となり、1万5115ドルの高値
に達した。高値を離れた後、高もちあいとなり、1万5090ドル台を維持して取引を
終了。
今日の材料
・17日のアジア太平洋株式市場は、比較的買いが目立つも、香港ハンセン指数など
 は前日終値を挟んでの上下。
・中国上海総合指数は13.05ポイント高の3516.82ポイント。
・欧州株は上昇。欧州企業が発表した決算が堅調だったことから投資家心理が改善
 し、買い注文が優勢。
・6月の米小売売上高
 結果 0.6%
 予想 0.2% 前回 -0.9%(前月比)
 結果 0.5%
 予想 0.3% 前回 -0.2%(-0.3%から修正)(自動車除くコア・前月比)
・米週間新規失業保険申請件数
 結果 22.1万件 予想 23.2万件 前回 22.8万件(22.7万件から修正)
・7月のフィラデルフィア連銀景況指数
 結果 15.9
 予想 -0.3 前回 -4.0(フィラデルフィア連銀景況指数)
・ドルは上昇。ドルはは一時1ドル=149円台前半まで上昇。148円台半ばでニューヨー
 ク時間の大方の取引を終えた。ユーロドルは1ユーロ=1.1553ドルまで下落し、6月
 23日以来の安値をつけた。
・米国株は続伸。ニューヨークダウは229.71ドル高。ナスダック指数は153.78ポイント
 高(0.74%高)。
・ニューヨーク貴金属は金がドル高で売り優勢も他3品は上昇。ニューヨーク原油は
 反発。
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