−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/09 405.00 407.00 400.25 402.00 - 3.25
2025/12 423.50 425.75 419.50 421.00 - 3.00
2026/03 440.25 442.50 436.75 438.25 - 2.75
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 271,086 402,905 1,470,460 (+ 65)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(7月10日までの週)
コーン:66万3400トン(事前予想レンジ:90万〜170万トン)
小 麦:49万4400トン(事前予想レンジ:20万〜 60万トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(7月23日−7月27日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
コーンは総じて反落。終値の前日比は3.25セント安〜0.75セント高。中心限
月の12月限は前日比3.00セント安の421セント。
米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が前週の約3分の1以下までの大幅減
少となったことに加え、米産地で生育に適した気温や降雨が続き豊作見通しが強まって
いることが弱材料視され売り優勢となった。ドル高も価格下押し要因になった。
12月限は423.50セントで取引を開始した後は423セントを下値支持線にし
ての高もみとなり425.75セントの高値を付ける場面もあったが、欧州の時間帯を
迎えると軟化。買い戻されても戻り待ちの売りに値を落とす動きが続き終盤に419.
50セントの安値を記録。安値で買い戻されて420セント台は回復したが、この日の
安値圏での終了となった。
米農務省(USDA)が発表した7月10日の週までの週間純輸出成約高は66万
3400トンで前週の215万0600トンから大きく減少した。
今年度の累計純輸出成約高は6946万6900トンと、前年同期の5471万
1400トンをおよそ27%上回っている。
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
コーンベルトでは、寒冷前線の通過に伴い北西部で気温が低下しレッドリバーバレー
では17日朝方に7℃を記録。またミズーリ州で降雨となる一方、オハイオバレーで
は高温多湿となっている。
今後は通過中の寒冷前線の影響でプレーンズ北部および中西部の多くの地域では気温
が低下するだろう。6〜10日間予報に関しては7月22〜26日はプレーンズ北部の
気温は平年を下回る一方、コーンベルトの気温は平年並〜平年を上回るだろう。一方の
雨量は平年を上回る見込み。
シカゴ小麦は反落。米産地での降雨とこれに伴う生育環境改善期待が重石となり売り
優勢となった。12月限は一時は5月14日以来の低水準となる552.75セントま
で下落。安値で買い戻す動きも限られ、低迷したまま終了。
中心限月の12月限は前日比7.50セント安の554.25セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
プレーンズでは気温の上昇はオクラホマ州及びテキサス州に限られている。雷雨によ
りプレーンズ中部の農作業のペースは鈍化しているが、夏穀物にとっての慈雨がとなっ
ている。プレーンズ北部では乾燥状態の緩和に繋がる降雨の後、ようやく気温が低下。
米国南部ではルイジアナ州南部でまとまった雨量を伴う降雨が発生。それ以外の地域
では高温多湿となっている。
今日の材料
・コーンベルトでは寒冷前線の通過に伴い北西部で気温が低下。
・ミズーリ州で降雨となる一方、オハイオバレーでは高温多湿に。
・プレーンズ中部で農作業のペースは鈍化しているが、夏穀物にとっての慈雨発生。
・7月10日の週までの週間純輸出成約高は66万3500トンで前週の215万
0600トンから大きく減少。
MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。