●短期見通し原油、季節要因で高止まり=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 中東地政学リスクの消化が進み、需給評価が中心の地合になっている。その需給に関
しては、ドライブシーズンのガソリン需要の底固さが相場を下支えしている。70ドル
台乗せを試すまでの勢いは乏しいが、季節的な需給引き締まりが意識されている間は、
このまま60ドル台中盤から後半での取引が続く見通し。ただし、あくまでも季節要因
に基づく値動きであり、ドライブシーズンの売買一巡後は石油輸出国機構(OPEC)
プラスの増産方針もあって需給の緩みが値下がりを促す見通しにある。イラク北部の供
給障害報告には要注意。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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