[今夜の視点]海外原油=続伸へ、些細な減産も気に掛けるべき相場に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油8月限は前日比0.28ドル高の67.82ドルで推
移。本日これまでのレンジは67.43〜67.91ドル。
 今晩の海外原油は続伸か。イラク北部のクルド自治区へのドローン攻撃で日量15万
バレル規模の減産が発生していることが買い手がかりとなったとすると、わずかな減産
でも市場参加者が気にかけている可能性がある。西側の望む条件でウクライナ停戦に合
意しないロシアを追い詰めるため、トランプ米大統領がロシア産の石油を市場から排除
しようとしている可能性が高いと判断するなら、規模の小さな減産であっても気に掛け
るべきである。イラン・イスラエル戦争が集結した後は気の抜けたような値動きが続い
ているものの、ぼんやりするのはやめにして、意識を相場に向ける場面かもしれない。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】17:00 国際収支 2025年5月(ECB)
◆ ドイツ ◆
【経済】15:00 生産者物価指数 2025年6月(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 住宅着工・許可件数 2025年6月(商務省)
【経済】23:00 消費者信頼感指数 2025年7月速報値(ミシガン大)
【商品】7/19 04:30 建玉明細報告(CFTC)
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