小反落、米国から新たな発表なく上値重い=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=67.34(-0.20 -0.30%)

 米国のロシア追加制裁に関する続報がないなかで売りが優勢となった。欧州連合(EU)はロシアに対する第18弾の制裁パッケージを打ち出し、ロシア敵視を一段と強化しているものの、米国から制裁や関税についての新たな発表はなかった。トランプ米大統領が発表したように、50日以内にロシアがウクライナ停戦に合意しなければ、米国がロシア産石油の輸入国である中国やインドに大幅な関税を課して原油価格は急伸するリスクがあるものの、この警告がトランプ米大統領のいつものはったりなのか判断する手がかりが不足している。

 時間外取引で8月限は68.96ドルまで上昇したものの、通常取引開始後は失速し、マイナス転換した。一時67.20ドルまで軟化。

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